相談時の状況(20代・女性 愛知県)
幼少期から言葉や運動の発達が遅く、3歳児健診で指摘を受けました。落ち着きがなく保育園では騒動を起こすこともありました。小学校、中学校では勉強や運動が全く理解できず、成績はオール1でした。専門学校を出ても就職が決まらず、アルバイトを始めた頃に、てんかん発作で倒れました。受診すると軽度知的障害、自閉症スペクトラム障害と診断され、療育手帳を取得しました。障害者雇用で働いていましたが、コロナ禍で仕事を失い、A型作業所に通所を開始しました。日常生活全般が自力ではできず、ご家族の全面的な援助が不可欠な状況で、障害年金のご相談に見えました。
社労士による見解
ご相談時にはてんかんの症状は治まっていましたが、知的障害・発達障害の特性により、利用しているA型作業所でも指示が理解できない、難しい話が理解できないといった状態が続いており、ごく短時間の作業しかできない日々が続いていました。知的障害の方は20歳の誕生日の前日が障害認定日となりますが、その時点での通院記録が存在しなかったため、障害基礎年金の事後重症請求を行いました。
結果
障害基礎年金2級に認められ、年額約83万円を受給することができました。