相談時の状況(50代・女性)
幼少期から人と関わることが苦手で、仕事も長続きしませんでした。結婚後、夫の転勤で地方へ行った時に対人関係で悩み、嘔吐などの症状が出て寝込むようになりました。心療内科を受診すると発達障害と診断されました。ストレスがかかると夜中でも叫んだり、物に当たったりして壁を壊すなど感情のコントロールができていませんでした。
社労士による見解
病状は大変重く、ご家族も目が離すことができず大変ご苦労をされている様子でした。調査を進めたところ、初診は20年程前のため、初診の病院から認定日の病院までカルテが残っておりませんでしたが、障害者手帳を申請した際の診断書に初診当時の記載があったので、それを初診証明として添付し、事後重症請求を行いました。
結果
障害基礎年金2級に認められ、77万円受給することができました。