相談時の状況(60代・女性)
7年ほど前から職場の人間関係がストレスになり、病院では適応障害と診断されました。さらに、会社を退職して家で療養していたところ、言葉が出て来ない、考えがまとまらないなどの症状が出始め病院で脳腫瘍と診断され、手術を受けました。気分の落ち込みや不眠、意欲低下、不安などの症状が続き、日常生活に支障が出ているため、障害年金の相談にみえました。
社労士による見解
初診から同じ病院に通院する中で、適応障害に加えてうつ病とも診断されていました。しかし、脳腫瘍の手術後も、抑うつ気分が続き精神的に不安定な状態が続いていました。病院では脳腫瘍による影響が否定できないとの見解があり、脳腫瘍のよる精神障害として請求しました。
結果
障害基礎年金2級に認められ、年額約78万円の受給権を取得することができました。安心してご療養に専念いただきたいと思います。