相談時の状況(40代・女性)
統合失調症を長年患っていましたが、初診となる最初の病院にカルテがなく、証拠となる情報もなかったため、初診日が確定できないまま障害年金を請求したところ、初診日不明として年金機構から請求を却下されてしまいました。不服の申立てなどが出来ないかと相談にみえました。
社労士による見解
最初に受診した病院と二つ目に通った病院の間隔がかなり空いており、その間は服薬もなくアルバイトなどをして生活していました。初診の病院と再受診した病院の間隔が10年以上空いていたため、社会的治癒を主張する余地があると判断しました。社会的治癒を訴え、改めて障害基礎年金の請求を行うことにしました。
結果
障害基礎年金2級に認められ、80万円受給することができました。