相談時の状況(50代・女性)
母親が精神病を患い入院し父親は失業したことが負担になり、クラスでトップの成績でしたが、ある日突然、勉強しても内容が頭に入らなくなりました。不登校になり精神科を受診しました。その後は体調も良くなり結婚し子供にも恵まれました。仕事をクビになった夫が借金を残して家出したまま行方不明になったことで、家計を支えようと働きだしましたが、体調を崩し生活保護を受けるようになりました。借金の取り立てが頻繁に来くようになり対人恐怖症になり、被害妄想がひどくなり近所の人が陰口を言っているなど、精神的に不安定になりました。通院はしていましたが服薬に抵抗があり、幻覚、幻聴、注察妄想などが続いていました。
社労士による見解
会話は支離滅裂になり、自分の世界に閉じこもっていました。薬を拒否し、病識もありませんでした。初診から同じ病院に通院していたことから認定日に遡って障害基礎年金の請求を行いました。
結果
障害基礎年金2級に認められ80万円、遡及分409万円受給することができました。