相談時の状況（40代・女性）
配送の仕事をしており、多忙から不眠や不安、被害妄想、道が分からないという症状がでてきました。メンタルクリニックを受診すると睡眠薬と精神安定剤を処方されましたが、薬の副作用のために運転をしないようにと言われたため、仕事を辞めることになりました。その後、アルバイトや派遣や正社員の仕事を転々としていましたが、どこも人間関係や忙しさのために長続きせず、直近でも上司からパワハラを受けて退職することになりました。今後の生活のことを考えて、障害年金の相談のご連絡をいただきました。
社労士による見解
拒食と過食を繰り返しており、偏食があるため栄養バランスを考えた食事はできない状態でした。また、掃除や片付け、洗濯、ゴミ捨てなどもできず、家族からの援助を受けていました。被害妄想や幻覚、幻聴もあり、記憶がない行動も多くみられました。障害厚生年金の認定日請求を行うことにしました。
結果
障害厚生年金2級に認められ、140万円、遡及323万円受給することができました。