相談時の状況（40代・女性）
高校生の頃から人の視線が気になり悪口を言われているような気がし、心療内科を受診していましたが、医師からは思春期特有の症状だから問題ないと服薬も出ませんでした。その後も被害妄想などがありましたが、結婚し円満に生活をしていました。子供が成長するにつれ他者と関わる機会が増え、義父母との折り合いも悪いことからストレスが掛かり幻覚や被害妄想が強くなりました。病院を受診すると統合失調感情障害と診断されました。働くこともできずそう状態とうつ状態を繰り返し家族に支えられながら生活していました。
社労士による見解
長い間通院していましたが、その間にも体調に大きな波がありました。そう状態では浪費になり易怒性が高く感情コントロールができず、うつ状態になると気力がなくなりほとんど寝たきりになり、被害妄想強くなりました。認定日の時に通院していた病院のカルテが廃棄されていたため、障害基礎年金の事後重症請求を行いました。
結果
障害基礎年金2級に認められ、77万円受給することができました。