相談時の状況(50代・女性 神奈川県)
高校時代から体重減少や異常な口渇を感じており、就職後の健康診断で糖尿病の疑いを指摘され、内科を受診しました。検査の結果、二型糖尿病と診断され、インスリン治療を開始しました。その後、低血糖や自律神経の乱れで退職を余儀なくされました。結婚後、妊娠中に糖尿病性腎症や網膜症を発症し、インスリン注射は1日4回へと増えました。出産後には網膜の血管が切れて両目が見えない状態が続き、緑内障の手術も受けられました。腎機能の低下も進み、むくみや貧血などで日常生活に支障をきたし、仕事も困難な状況でした。近いうちに人工透析が開始される可能性があること、そして合併症による体調不良と将来への不安を抱えて障害年金を請求しましたが、初診日が認められずに却下となり、審査請求も棄却されたため、ご相談に見えました。
社労士による見解
障害年金請求と審査請求の書類を拝見したところ、ご本人様が行った審査請求についての再審査請求と、新たに診断書を取得しての再請求を同時に進めた方が良いと判断しました。初診日を確定させる書類として身体障害者手帳の診断書の写しと、当時を知る方にご協力いただき第三者証明を用意しました。診断書を取得して、再度、障害厚生年金の事後重症請求を行いました。
結果
障害厚生年金3級に認められ、年額約61万円を受給することができました。