相談時の状況(20代・男性)
高校生の時にコンビニでアルバイトをしましたが、仕事を覚えることができず簡単な計算ができず、お客さんの質問も理解できませんでした。介護の専門学校に進学しましたが、周りに馴染めず3ヶ月で中退してしまいました。その後は自宅に引きこもっていましたが、20歳のときに保健師の勧めで就労移行施設に通所するようになると、障害者手帳の取得を勧められました。検査をすると知的障害があることが分かりました。その後、就労移行施設の紹介で就職しましたが、配慮を受けていても指示がほとんど理解できずストレスが重なり半年で退職してしまいました。就労が難しいため、障害年金の相談にみえました。
社労士による見解
就労の目途はなく、しばらくは就労に向けてトレーニングをする必要がありました。計算ができず社会に必要な手続きが理解できないなど、日常生活にも大きな支障がありました。ご家族様の負担軽減のためにも障害年金が必要だと思いました。
結果
障害基礎年金2級に認められ 77万円を受給することができました。安心して療養に専念して頂きたいと思います。