相談時の状況(20代・男性)
500グラムの未熟児で生まれました。周りの子供と比べると発育が遅く、体も小さく、病院の検査で知能指数が低いことも指摘されていました。小中学校は普通級に通いましたが、読み書きや計算が苦手で勉強についていくことができませんでした。養護学校を卒業し障害者雇用枠で就職し、職場の理解と配慮を受け働いていましたが、年齢相応の対応や社会生活ができず母親の援助を受けて生活していました。
社労士による見解
職場では十分な配慮を受けることで、休むことなく仕事ができていましたが、家では家事が全くできず、金銭管理から社会に必要な手続きまで母親の援助が必要でした。20歳の認定日には通院がなかったため障害基礎年金の事後重症請求を行いました。
結果
障害基礎年金2級に認められ、79万円受給することができました。