相談時の状況（30代・男性）
高校卒業後に設備管理の仕事に就きましたが、物の置き場所を覚えられない、工具を忘れる等が続き、周囲の眼が厳しくなっていきました。不安からストレスが強くなり、不眠や食欲不振の症状も出るようになりました。インターネットで発達障害について知り、セルフチェックで該当したため受診したところ、ADHDと診断され薬が処方されました。不安や不眠の症状は和らいだものの、忘れ物等は改善されませんでした。職場にADHDについて伝えましたが理解が得られず、職種を変えて転職しても不注意によるミスや遅刻などの失敗が続きいたため、就労移行支援を経て障害者雇用で働き始めました。
社労士による見解
障害者雇用で就労をしていましたが、不注意によるミスや遅刻などがあり、人間関係も上手く築けず休職と復職を繰り返している状況でした。認定日の頃は働けていたため、医師に認定日の診断書を書いてもらうことができませんでした。障害厚生年金の事後重症請求を行いました。
結果
障害厚生年金3級に認められ、60万円受給することができました