無汗症で障害基礎年金2級を受給したケース

相談時の状況(50代・男性)

登山中に強い倦怠感を感じ、体温が高いにもかかわらず汗が出ていないことに気付きました。その後も体の異常が続き、汗が出ないことが続きました。しばらく様子をみましたが、まったく治らないので病院を受診すると、突発性全身性無汗症と診断されました。治療を受けても改善しないので別の病院に転院しましたが、現在も症状は続き、医師からも症状が良くなることは難しいと言われてしまいました。冬場は何とか落ち着いた生活ができるものの、春からは眩暈や吐き気などの症状がはじまり、夏場は空調をコントロールした部屋で寝たきりの状態が続いています。就労は10年近くできず障害年金の請求ができないか相談にみえました。

労士による見解

来所が難しいため電話でサポートしました。ご本人様が過去に障害年金の請求を行い、不支給になってしまった経緯があることが分かり、前回申請した書類を一式取り寄せてもらいました。不支給になった書類を確認したところ、ご本人からの聴き取りよりも診断書が軽かったため、現状に合った診断書を作成いただけるようお手紙を作成しました。改めて作成いただいた診断書を確認すると、ご本人の現状に合った診断書を作成いただいたため、請求を行いました。

結果

障害基礎年金2級に認められ77万円を受給することができました。安心して療養に専念して頂きたいと思います。

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