相談時の状況（20代・女性）
幼少期より多動傾向があり、落ち着きがなく、教室や学校からの脱走を繰り返していました。中学ではいじめに遭って不登校になってしまいました。卒業後は通信制高校に進学しましたが、同級生の声が気になってパニックを起こし、メンタルクリニックを受診したところ、パニック障害と診断されました。卒業後はアルバイトを始めましたがどこも長続きせず、再度メンタルクリニックを受診するとうつ病とADHDと診断されました。
社労士による見解
倦怠感が強いため、食欲がなく、食事や料理、片付け、整理整頓、化粧、爪切りなどの身だしなみを整えることなどができていない状態でした。忘れ物が多いことや集中できないこと、時間管理ができないこと、危険な行為を思い付きで行ってしまうなどといった衝動性の強さといった障害特性もありました。障害基礎年金の請求を行うことにしました。
結果
障害基礎年金2級に認められ、82万円受給することができました。