相談時の状況(30代・女性)
小学生の頃、ベトナムで蚊に刺され高熱が出ました。後遺症で肢体に麻痺は残ってしまい歩くことができなくなってしまいました。懸命に治療を続けましたが、改善せず日本に住んでいる親戚を頼り移住することになりました。仕事も探してみましたが体が不自由なため、自分ができる仕事は見つかりませんでした。自力で立ち上がることができず、座ることができるのも短時間だけで日常生活に支障があり、障害年金の請求できないか相談に見えました。
社労士による見解
詳しく聴き取りをすると、衣類の着脱も支障があり常に家族に手伝ってもらっていました。手指の動きの巧緻性も低いため、食事や着替えなどすべての動作に時間がかかってしまい、日常生活すべて家族の介護を受けて生活をしていました。20歳の診断書がとれないため障害基礎年金の事後重症請求を行いました。
結果
障害基礎年金1級に認められ97万円を受給することができました。安心して療養に専念して頂きたいと思います。