相談時の状況(50代・男性)
腹痛と腿の浮腫みがあったため、病院を受診しました。過去に脳腫瘍を発症していましたが、それとは関連性なく、精密検査の結果、悪性リンパ腫と判明しました。抗がん剤の治療を続け、一度は寛解したものの、再発して脳へ転移したため造血幹細胞移植手術を行いました。意識障害と記憶障害があり、従前の仕事はできなくなった中で、入院中のご本人に代わり奥様がご相談に見えました。
社労士による見解
転移した脳腫瘍の抗がん剤治療により高次脳機能障害、てんかん発作もみられました。肢体障害については筋力低下があるものの自力で立位可能で、歩行時はふらつきがあり見守りが必要ではあるものの、車椅子使用はなしという状態でした。障害基礎年金の認定日請求を行うことにしました。
結果
障害基礎年金1級に認められ、99万円受給することができました。