相談時の状況(30代・女性)
幼少期より物音に過敏でした。小学校高学年から同級生との関係で悩み、中学ではいじめを受けました。高校卒業後は職を転々としましたが、仕事や住所を変える度に近隣住民の出す足音や車のドアの開閉音が気になり、自分の頭を叩いたり急に泣き出したりしてしまうなど、ノイローゼ気味になってしまいました。耳栓や防音グッズによる防音に限界を感じたため病院を受診したところ、広汎性発達障害と診断されました。ご自身で障害年金を請求したものの、不支給になってしまったため、ご相談に見えました。
社労士による見解
聴覚過敏によりストレスが溜まると自傷行為をしていました。自宅に引きこもり通院や役所の手続きなどは全て夫の援助を受けていました。家事や身の回りの事にも大きな支障があり、障害基礎年金の事後重症請求を行うことにしました。
結果
障害基礎年金2級に認められ、82万円受給することができました。