相談時の状況(40代・男性)
幼少期より他人とのコミュニケーションに困難を感じていました。小学校では忘れものが多く、得意な教科以外はまったく興味がなく、好きな野球のことは詳しいなど興味や関心の偏りがありました。大学卒業後は、職場では人間関係が築けず、短期で離職することを繰り返していました。広汎性発達障害と診断されてからは、障害者雇用で働いていましたが続きませんでした。父親の年金に頼る生活を続ける中で、今後のことを考えて障害年金のご相談に見えました。
社労士による見解
就労継続支援A型事業所で働いていたものの、週3日の通所にも体力的・精神的な困難を感じて欠勤が目立っていました。日常生活では、片付けや整理整頓ができないため部屋は足の踏み場もないほど散らかり、生活費は父親の年金に頼っている状態でした。障害基礎年金の認定日請求を行うことにしました。
結果
再審査請求で、ようやく障害基礎年金2級に認められ、80万円受給することができました。