相談時の状況(50代・男性)
仕事でも気分の落ち込みを感じていたころに妻と離婚になり、理由のない不安に襲われるようになりました。気分が落ち込み意欲が低下し転職を繰り返すようになりました。何度も手を洗う、戸締りを確認するなどの確認作業が始まり、病院では強迫性障害と診断されました。服薬を続けていても症状は悪化する一方でした。徐々に被害妄想や幻覚が出始め、外出することにも抵抗を感じるようになりました。人から監視されているような気がしても医師にそのことを言えず、数年間は強迫性障害として治療を受けていましたが、幻覚などに耐えられなくなり幻覚や被害妄想のことを伝えると診断名は妄想性障害と変わりました。今後の生活のことを考え、ご相談に見えました。
社労士による見解
ずっと監視されていると思い込み、誰かに跡をつけられている気がして、常に後ろを気にして歩くなどの被害妄想や幻覚がありました。高齢の母に生活費を出してもらい、身の回りの世話をしてもらっていることで自分を責めていました。障害基礎年金の事後重症請求を行うことにしました。
結果
障害基礎金2級に認められ、80万円受給することができました。