相談時の状況(30代・女性)
子どもの頃から聴覚過敏や落ち着きのなさがあり、勉強や人づきあいが苦手でした。成人後、仕事のストレスから体に痛みを感じるようになりました。当初は精神科に敷居の高さを感じて婦人科に通っていましたが、いよいよ調子が悪くなり精神科を受診しました。通院治療を続けていましたが、1年以上仕事も家事も育児もできず、生活に不安を抱える中で障害年金のご相談にみえました。
社労士による見解
詳しくお話を伺ったところ、夫と母親の援助なしでは日常生活が成り立っていない状態であり、認定基準に該当すると判断しました。初診日を調査したところ、最初に通った婦人科でも安定剤等が処方されていたため、婦人科を初診と特定して受診状況等証明書を取得しました。障害基礎年金の認定日請求を行うことにしました。
結果
障害基礎年金2級に認められ、125万円受給することができました。