双極性障害により障害厚生年金3級を受給したケース

相談時の状況(30代・女性)

女性として生まれましたが、幼少の頃から自分の性に違和感がありました。小学生の頃には、はっきりと自分は男性だと感じていました。25歳で男性名に改名し胸を取る手術をしました。高校卒業後から介護の仕事に就きましたが、気分の抑揚が激しく、気分が落ち込むと家にこもりきりとなり、仕事を続けることができませんでした。精神科を受診すると双極性障害と診断されました。休職中に今後の生活を考え問合せがありました。

社労士による見解

初診日の時は厚生年金に加入していました。気分の抑揚があり、気分が落ちると仕事や身の回りのことができなくなっていました。年金の記録上は厚生年金に加入していましたが認定日の頃から仕事に支障がありました。認定日に遡って障害厚生年金の請求を行いました。

結果

障害厚生年金3級に認められました。遡及も認められました。障害年金の受給権を得て、自分らしい生き方を目指して欲しいと思います。

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