双極性障害で障害厚生年金2級を受給したケース

相談時の状況(40代・男性)

仕事上、取引先から強い口調で怒られることが多く、不眠や倦怠感が出現しました。別の病気で入院した際の薬の副作用により、気分の落ち込みが続き、仕事も休みがちになってしまいました。精神科を受診するとうつ病と診断され、服薬治療を開始しました。自宅療養をしていましたが、ショッピングモールで衝動買いをするようになり、診断名が双極性障害に変わりました。その後はそう状態とうつ状態を繰り返し、病院と仕事を転々とし、服薬治療を続けていました。

労士による見解

そう状態では衝動的な行動が増え浪費が目立ち、うつ状態では体が鉛のように重くなり過眠になりました。感情のコントロールもできず攻撃的になることがあり、社会活動にも支障がありました。安定して働くことができず、転居と転院を繰り返していました。通院が長かく転院を繰り返していたため通院歴の調査に苦労しましたが、初診の病院と障害認定日の似通っていた病院を突き止め、障害厚生年金の認定日請求を行うことができました。

結果

障害厚生年金2級に認められ、136万円、遡及735万円受給することができました。

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