相談時の状況（30代・女性）
平成30年頃、父の介護や離婚のストレスから気分の落ち込み、不眠、めまいなどの症状が出るようになりました。父が亡くなり仕事を再開してからも眠れず、気分が優れないことから友人の勧めでメンタルクリニックを受診したところ、うつ病と診断されました。休職をしましたが症状が良くならず退職しました。障害者手帳を取得して就労継続支援A型事業所への通所を始めたところ、躁状態による過活動や浪費等をするようになり、双極性障害と診断名が変わりました。主治医から障害年金を勧められ相談に見えました。
社労士による見解
A型事業所の通所もなく、日常生活についてもパートナーの援助がないと成り立たない状態でした。初診日の調査で前医があること分かりましたが、終診日から10年近く通院がなかったことが確認できたため、社会的治癒と考え、通院している病院を初診として障害基礎年金の認定日請求を行いました。
結果
障害基礎年金2級に認められ、80万円、遡及248万円受給することができました。