相談時の状況(40代・女性)
職場でパワハラを受けてから、人と関わることを億劫に感じていました。ある日、近隣に小さな子連れの家族が引っ越してきてから、子どもの泣き声や車のドアを閉める大きな音などの騒音に耐えられず、過呼吸になってしまいました。その後も気分が落ち込み、横になって寝ているのが精一杯というところまで症状が悪化したため、病院を受診するとうつ病と診断されました。療養を続けていましたが症状は良くならず、障害年金の請求を考えたものの、ご自身で行うことは困難だったためご相談に見えました。
社労士による見解
詳しくお話を伺ったところ、病気の原因となった近隣住民とのトラブルは続いており、時に警察沙汰になることもある模様でした。また、パニック発作で救急搬送されるなど、症状自体もかなり重く、外出もできなくなっていました。初診日は夫の扶養になっていたため、障害基礎年金の認定日請求を行うことにしました。
結果
障害基礎年金2級に認められ、102万円、遡及480万円受給することができました。