単純型統合失調症で障害基礎年金2級を受給したケース

相談時の状況(50代・女性)

幼少期は学校に馴染めず、いじめに遭っていました。勉強も苦手でした。就職後は社内で気に入らない人の物を壊すといった、逸脱的な行動を繰り返してきました。ある時期から周りの物が全て汚く思えるようになり、物を触ってからすぐに手を拭かないと気が済まなくなりました。また自傷行為もするようになりました。病院を受診したところ、強迫性障害と診断されました。その後、現金を盗んで逮捕されましたが、検察から精神障害を疑われ、治療を受けることと引き換えに起訴猶予となりました。弁護士から紹介された精神科を受診したところ、統合失調感情障害と診断されました。その後は逸脱行動を起こさなくなりましたが、職場になじめずに仕事を転々としており、ご自身で障害年金を請求したものの不支給となったため、ご相談に見えました。

労士による見解

相談時に既に請求用の診断書を持っていました。診断書の内容は問題なかったものの、病歴就労状況等申立書の手直しが必要でした。病歴就労状況等申立書等を修正し、障害基礎年金の事後重症請求を行うことにしました。

結果

障害基礎年金2級に認められ、82万円受給することができました。

 

 

 

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