相談時の状況(40代・女性)
半年ほど体調不良が続き、発熱や倦怠感を感じていました。職場の健康診断で再検査になり病院を受診すると、左乳がんであることが分かりすぐに手術を受けました。退院後はしばらく自宅療養をしていましたが、感染症に罹患し、そのまま体調が回復することなく退職することになりました。退職後は精神的に落ち込むようになり、横になって過ごすことが多くなりました。がんの治療も副作用も強く、日常生活にも支障がありました。
社労士による見解
腕のしびれや手術後の皮膚の縫合の壊死など肢体の症状が出ていたものの、受任時に病気のストレスからうつ病を併発していたため、右腕の状態や副作用による症状などを全て記載してもらう見込みの「その他の障害」診断書1通で請求することを決めました。初診が厚生年金であることから、障害厚生年金の認定日請求を行うことにしました。
結果
障害厚生年金3級に認められ、年額58万円を受給することができました。