相談時の状況(50代・女性)
幼少期から勉強が全くできず、人間関係のトラブルも多く抱えるなど問題がありました。幻覚や被害妄想などの症状が出始め病院を受診すると、中等度知的障害、統合失調症と診断されました。その後症状の悪化のため入院治療も受けていました。自力での生活が困難であるため後見開始の審判を受けることになりました。成年後見人の方がご相談に見えました。
社労士による見解
既に10年近く入院を続けていました。統合失調症につきましては年金の納付要件を満たしていませんでしたが、中等度知的障害を傷病とし、生まれた日を初診日として障害基礎年金の事後重症請求を行うことにしました。
結果
障害基礎年金2級に認められ、80万円受給することができました。