相談時の状況(20代・男性)
幼少期に突如意識を失くし、救急搬送先でてんかんと診断されました。その後は通院と服薬治療を行いましたが、それでもコントロールがきかず一年に3回から4回の意識がなくなる発作を起こしてしまいました。障害者雇用で働き始めましたが、試用期間中にてんかん発作で意識を失ってしまったことが原因で解雇されてしまいました。障害年金について年金事務所に相談に行ったところ、自分の症状では困難との旨を伝えられ、困り果ててしまいました。心配した奥様が当センターのことを調べて、ご相談に見えました。
社労士による見解
服薬治療を受けていても、幼少期から意識がなくなる発作が年に3回から4回ずっと出続けており、障害認定日である二十歳当時も通院を続けていたことから、認定日請求が可能と判断しました。書類を整え、速やかに請求できるように手配しました。
結果
障害基礎年金2級に認められ、82万円、遡及366万円受給することができました。