相談時の状況(50代・男性)
5年前に会社で突然痙攣を起こし意識を失い、救急搬送された病院で「てんかんの疑い」と診断されました。しばらく経過観察をすることになりましたが、再度発作が起きたため、てんかんを専門で診てくれる病院を受診し、服薬治療を受けることになりました。発作はある程度減ったものの年に2回程突然倒れてしまうような大発作が起きました。会社に出社しているときは周りの見守りや勤務時間の短縮などあらゆる面で配慮を受けることができましたが、改善の見込みはなく、体調も不安定なことから退職することになりました。日常生活でも自分の身のまわりのことが不十分なので、再就職も難しく、今後の生活に不安を感じ障害年金の相談をしたいと来所されました。
社労士による見解
発作が起きたことを全く覚えていないこともあり、再就職は難しい状態でした。服薬治療を受けても発作が続き日常生活でも援助が必要なことから、認定日に遡って請求を行いまいした。
結果
障害厚生年金3級に認められ年間58万円・遡及211万円を受給することができました。