相談時の状況(50代・男性)
数年前にくも膜下出血を発症し、手術を受け、リハビリ治療を受けましたが、高次脳機能障害が残ってしまいました。注意障害や記憶障害がでるようになり、言葉が上手く出ないため他人との会話のキャッチボールも出来なくなりました。新しいことが覚えられないことから仕事にも支障が出ており、生活のために障害年金のことを専門家に依頼したいとご相談にみえました。
社労士による見解
高次脳機能障害による物忘れや伝えたいことが言葉に出てこない、遂行能力が低下しているなど日常生活にも支障が出ており、料理や整理整頓、買い物などの家事や社会的な手続きにも家族の援助が必要でした。初診日に厚生年金に加入していたので障害厚生年金の認定日請求を行いました。
結果
障害厚生年金3級に認められ、91万円、遡及217万円受給することができました。