相談時の状況(20代・女性)
高校時代にいじめを受け、誰かに殺されるのではないかという不安感が出現するようになりました。その後、しばらく通院を中止していましたが、コロナ禍で洗浄脅迫が出現し、通院を再開しました。 しかし、治療を受けても症状は改善せず、仕事を続けることができませんでした。通所していた移行就労支援事業所の紹介を受けて、障害年金のご相談にいらっしゃいました。
社労士による見解
不安や恐怖、罪悪感が強く、日夜、不吉な考えと罪悪感に押し潰されそうな日々が続きました。就労移行支援事業所に通所していたものの、再就職の目途は立たず、料理や片付け、入浴、着替え、洗濯などができず、お母様の支援なしでは日常生活が成り立たないご様子でした。障害認定日時点での通院がなかったため、障害基礎年金の事後重症請求を行うことにしました。
結果
障害基礎年金2級に認められ、82万円受給することができました。