相談時の状況(10代・男性 北海道)
転校をきっかけに、同世代との関わりが苦手になり、学校に行けない日が多くなりました。通信制高校に進学後は、外出できなくなり引きこもるようになりました。受診したところ、うつ病と診断され、服薬治療を受けましたが改善せず、自宅療養を続けていました。自殺未遂により2ヶ月間入院されましたが、退院後も引きこもり生活が続いていました。料理や掃除、洗濯といった家事全般、入浴や着替えといった身の回りのことまで自力ではできず、両親の援助がなければ生活が成り立たない状況で、障害年金のご相談に見えました。
社労士による見解
些細なきっかけで過去の出来事のフラッシュバックが起こり、希死念慮が強くなるため、常に緊張状態が続いていました。自宅に引きこもり、買い物にも行けないご様子でした。ご相談時には20歳未満だったため、書類を整備して20歳の誕生日と同時に障害基礎年金の認定日請求を行いました。
結果
障害基礎年金2級に認められ、年額約83万円を受給することができました。