相談時の状況（50代・女性）
残業の多い仕事をしていました。ある時期から不眠、食欲低下、腹痛、下痢、体重減少が始まり、朝になっても動けずに仕事に行けないことが多くなりました。病院でうつ病と診断され服薬治療を続けましたが、睡眠リズムは安定せず、頭痛も続き、体調不良のため退職してしまいました。障害年金の請求をしようと思いましたが、自力では請求できなかったため相談にみえました。
社労士による見解
働くこともできず、希死念慮が酷く一日中横になって過ごしており、料理や掃除、片付け、買い物、金銭管理などができず、近所に住むお姉様やお子様の援助を受けないと日常生活が成り立たないご様子でした。初診からずっと同じ病院に通っていたため、障害基礎年金の認定日請求を行う方針を立てましたが、認定日の診断書を書いてもらうことができず、事後重症請求を行いました。
結果
障害基礎年金2級に認められ、82万円受給することができました。