相談時の状況（50代・女性）
愛犬が亡くなったことがきっかけで不眠、気分の落ち込みなどが出現し、精神的に不安定になりました。亡犬の一周忌が近づくにつれて症状が悪化し、外出中に泣き出す、夜1～2時間しか眠れなくなるなどの状態となり心療内科を受診したところうつ病と診断されました。経済的な不安を感じていたためご自身で障害年金を請求したものの、不支給となってしまい、専門家の力を借りたいとご相談に見えました。
社労士による見解
再婚した夫との生活習慣や考え方の違いから不満が強く、それがストレスになり自傷行為していました。衝動的にスプレー缶に火をつけて火傷を負うなど感情のコントロールができずに危険行為に及ぶこともありました。倦怠感が強く、掃除や片付けや洗濯ができないため、一人では日常生活が成り立たず、全面的に夫の援助を受けている状態でした。障害基礎年金の事後重症請求を行うことにしました。
結果
障害基礎年金2級に認められ、80万円受給することができました。