相談時の状況(50代・女性 東京都)
病気のお兄様の容態が悪化していくのを目の当たりにし、不眠や不安といった症状が現れ、うつ病と診断されました。それまで生活の多くをお兄様に頼り切っていたため、お兄様の他界後は家事もできずパニック状態に陥りました。ご高齢のお母様が介護のため入所されると、一人で生活することへの不安から何もできなくなり、身体が衰弱して寝たきりの状態となりました。緊急で病院を受診したところ、重度のうつ病と診断され入院しました。退院後も生活能力がなく、グループホームで手厚い介護を受けながら生活する中で、支援の方により障害年金のご相談がありました。
社労士による見解
ご自身のことはほとんど何もできず、常にグループホームでの介護が必要な状態でした。通院歴の調査により、障害認定日の時点での診断書が作成可能だと判明したため、障害厚生年金の認定日請求を行いました。
結果
障害厚生年金2級に認められ、年額約128万円、遡及額約629万円を受給することができました。