相談時の状況(50代・女性)
新入社員を勧誘する仕事を担当しており、それが苦になって気分が落ち込んでいました。他の職員との人間関係が上手く行かなくなり、通勤できなくなってしまいました。心療内科を受診したところ不安障害と診断され、通院治療を始めましたが、自身で発達障害を疑い、別の病院で検査を受けたところ、ADHDとASDと診断されました。通院をしながら仕事を続けていましたが、症状が悪化してうつ病を併発し、休職しました。復職の目途が立たない中で、傷病手当金の支給期間が終了するため、今後の生活のことを考えて障害年金のご相談に見えました。
社労士による見解
料理や片付けなど、日常生活の多くは夫の援助がないと成り立たないご様子でした。認定日の頃は仕事や家事ができていたことから障害厚生年金の事後重症請求を行うことにしました。
結果
障害厚生年金2級に認められ、185万円受給することができました。