相談時の状況（60代・女性）
子宮頸がんの治療をしており、がんは完治したものの、後遺症で下痢症状が残ってしまいました。トイレに間に合わない事が増え、その事をきっかけにして職場でいじめを受けるようになりました。強い気分の落込みから精神科を受診したところ、うつ病と診断されました。治療を続けていましたが、体調が改善せず仕事に行けなくなり、退職する事になりました。自宅療養を続けていましたが、気分の落込みは改善せず、強い不安から外出する事もままならなくなりました。今後の生活についてどうすべきかご相談に見えました。
社労士による見解
気分の落ち込みが強く、日常生活の大半を夫に援助してもらいながら生活していました。職場のいじめがきっかけで精神科を受診していたことから初診日は厚生年金に加入していました。障害厚生年金の認定日請求を行うことにしました。
結果
障害厚生年金2級に認められ、98万円、遡及347万円受給することができました。