相談時の状況(40代・男性)
10年前に職場の人間関係に悩み気持ちが落ち込み不眠になるようになりました。受診するとうつ病と診断されました。服薬治療を受けながらなんとか仕事を続けていましたが、パニックで緊急搬送されるほどの症状が出るようになり退職しました。退職後は自宅に引きこもり家族の援助を受けて生活していました。服薬治療を受けながら何度か復職を試みましたが、体調不良で身体の痛みもあり長くは続きませんでした。自分が障害年金をもらえるか分からないため、ご相談にみえました。
社労士による見解
仕事ができず引きこもりの生活を送っていました。初診日は会社勤めをしていたため障害厚生年金の請求ができる方でした。家事だけでなく、着替えや入浴、対人関係などにも大きな支障があり、妻に助けを得ながら生活していました。認定日のカルテが残っていなかったため事後重症請求を行いました。
結果
障害厚生年金2級に認められ、137万円受給することができました。