うつ病で障害共済年金3級(認定日2級)を受給したケース

相談時の状況(40代・男性)

職場が異動になり威圧的な上司の元で働くようになりました。プレッシャーを感じて思うように仕事をさばくことができなくなりました。動悸や息苦しさを感じるようになり病院を受診するとうつ病と診断されました。服薬治療を受けながら仕事を続け、異動願をして部署が変わりました。部署が変わり体調がよくなりかけたころ、休暇で休む社員が出たことで仕事量が増え残業するようになり、再びうつ症状が悪化してしまいました。休職もしましたが体調の改善がみられず、一人暮らしも難しくなりました。実家に戻り退職をして療養しているなかで相談にみえました。

労士による見解

数年前に発症し、薬の調整で仕事ができていましたが、大きなストレスが掛かったことで体調を崩し仕事ができなくなっていました。就労意欲はありましたが、不安が大きくすぐに働ける状態ではありませんでした。認定日の頃はそこまで仕事に支障はありませんでしたが、認定日の数カ月後から休職していたため、認定日請求も視野に入れて請求の準備をしました。家事がほとんどできず家族の援助をうけていること、今後は障害者雇用を希望していることから障害厚生年金の請求を行いました。

結果

障害厚生年金3級(認定日時点では2級)に認められ年額約67万円と遡及額約740万円を受給することができました。安心して療養に専念して頂きたいと思います。

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