相談時の状況(50代・女性)
子供の頃から人と関わることが苦手でした。自分から声を掛けることができず友達の中に入れませんでした。相手の気持ちを察することができないため失言も多くクラスからも孤立していました。社会人になり、たくさんの仕事に就きましたが、ミスや作業が遅いことで周りとの関係性が悪くなり、どこの職場でも継続して働くことができませんでした。家族とも不仲でしたが、理解してくれるご友人に支えられて相談にみえました。
社労士による見解
仕事を転々とし、その度に人間関係で嫌な思いをしたことで、働くことの恐怖を感じていました。ミスやできないことで自分を責め、自分の頭や顔を殴る自傷行為を繰り返していました。うつ病を併発し、家事も全くできない状態でした。初診日は共済年金でしたので、認定日に遡って障害共済年金の請求を行いました。
結果
障害共済年金2級に認められ162万円、遡及額835万円を受給することができました。安心して療養に専念して頂きたいと思います。いつも助けてくれているご友人の方に恩返しができると喜んでおられました。