注意欠陥多動障害で障害基礎年金2級を受給したケース

相談時の状況(20代・女性)

小・中学校では交友関係がうまくいかず、不登校になった時期もありした。高校ではスケジュール管理など身の回りのことができず、忘れ物や提出物が出来ない、感情のコントロールができない、お金の管理ができない等あり、発達障害を疑ったお母様に連れられて精神科を受診しました。検査の結果、ADHDと診断され、高校在学中に障害者手帳も取得しました。役所の手続きなどが苦手で、以前から障害年金を請求したいと思っていたまま数年経過してしまっているので、専門家のサポートを得たいと思いご相談に見えました。

社労士による見解

アルバイト先でも人間関係がうまくいかず、業務中もイレギュラーなことがあると一気に調子が崩れ、気持ちを立て直すことが難しい状態でした。コンサータを服用していたものの、不注意なミスや衝動的な行動などの特性もありました。お母様の協力があり、適宜連絡を取りながら請求手続きを進めました。生活保護課へは診断書の作成代金などの領収書送付し経費として扱って頂きました。障害基礎年金の認定日請求を行いました。

結果

障害基礎年金2級に認められ、80万円、遡及431万円受給することができました。

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