相談時の状況(50代・男性)
有機溶媒を頻繫に用いる仕事をしていました。咳き込むことや体のだるさを感じていましたが、ある日、仕事中に倒れてしまいそれ以降、原因不明の体調不良が続いていました。病院を受診すると化学物質過敏症と診断されました。芳香剤、柔軟剤、整髪料などの臭いを受け付けられず、日常生活に支障が出るようになりました。仕事ができなくなったため退職し、今後の生活を考えて障害年金のご相談に見えました。
社労士による見解
外出時の吐き気や自律神経の乱れによる頭痛が常にありました。長く座っていることや、起きていることができず、少し無理をするとその後数日間寝込んでしまい、日常生活全般に支障が出ている状況でした。初診日に厚生年金の加入があったため、障害厚生年金の事後重症請求を行うことにしました。
結果
障害厚生年金3級に認められ、76万円受給することができました。