相談時の状況(40代・女性)
子どもの頃から引っ込み思案でいつも本心を言えないでいました。結婚後、きびしい姑から虐められることも多く辛い思いをしていました。流産がきっかけで気分の落ち込みがひどくなり病院を受診するとうつ病と診断されました。子供に恵まれ出産しましたが、思うように育児ができず、ストレスでパニックになることもありました。子供が発達障害と診断されてその症状をよく考えたところ、自分もそうかもしれないと思うようになりました。通院をしながら仕事を続けてきましたが、医師からも休職するように言われ、会社からは退職勧奨を受けたことで将来の不安が大きくなり相談にみえました。
社労士による見解
最初に相談にみえた時は最低限の家事がなんとかできる状態でしたが、数か月後に相談に見えたときは状態が悪く、家事が全くできる状態ではありませんでした。状態が急に悪化したこともあり病院からも障害年金の請求を勧められていました。初診の病院が廃院していたため初診の確定に苦労しましたが、事後重症請求を行うことができました。
結果
障害基礎年金2級に認められ、年額約78万円を受給することができました。