左鼠径部悪性軟部腫瘍で障害厚生年金3級を受給したケース

相談時の状況(40代・男性)

左鼠径部に違和感があり、病院を何度か受診しましたが原因不明でした。生検で悪性の軟部腫瘍であることが分かり2度の大きな手術を受け抗がん剤治療を続けていましたが、腫瘍が体中に広がってしまいました。医師からは、将来的にはホスピスへの入居も考えておくようにと言われていました。年金事務所に相談に行きましたが、制度が難しいため相談にみえました。

社労士による見解

がんの治療が始まって、仕事もできず傷病手当金を受給していましたが、受給期間が終了しても復職はできませんでした。頭や肺、腸、足にもがんが転移し、抗がん剤治療の副作用で、月の半分以上は横になって仕事ができない状態でした。がんと確定診断された病院を初診として認定日請求を行いました。

結果

障害厚生年金3級に認められ年額58万円と遡及83万円を受給することができました。安心して療養に専念して頂きたいと思います。

 

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