相談時の状況(50代・男性)
知的障害がありましたが、ご両親が障害を認めず愛の手帳の請求を拒んでいました。ご両親がなくなり、ご兄弟が世話を始めたことで愛の手帳や障害年金の手続きをしていなかったことが分かりました。57歳になり愛の手帳を取得しできたことで相談にみえました。
社労士による見解
中学を卒業してから40年以上同じ工場でまじめに働いていました。仕事の内容は簡単で単純な作業の繰り返しでした。周囲から援助を受けられる環境下で長い間休むことなく働き続けていましたが、日常生活は自力では家事や身の回りのことをすることができない状況でした。ご兄弟の援助があり生活できていましたが、収入も少ないことから障害年金が必要な方だと思いました。
結果
障害基礎年金2級に認められ78万円を受給することができました。ハローワーク等で障害年金の相談したところ、「働いているから支給は難しい」と言われていましたが、受給出来てよかったと喜んでくださいました。