相談時の状況(30代・男性)
数年前から胃痛や不眠で病院を受診していました。2年程前に急に体が動かなくなり、歩けなくなりました。すぐに整形外科を受診し、入院して検査を受けましたが、精神的な病気から症状が出ていると言われ精神科受診を勧められました。休職して療養をしていましたが、傷病手当金の受給が終わっても復職することができませんでした。相談時は、体中が痛くて外出が困難な状態でした。ご自宅に訪問しましたが、家の中でも移動が大変そうでした。
社労士による見解
痛みが激しく、外出もできず家の中で横になっている様子でした。家事や身の回りのこともできていない様子だったため、障害年金の請求が必要だと思いました。
受任してから請求までに行ったこと
認定日に通院していた病院に診断書を依頼しましたが、線維筋痛症の検査ができないため別の病院を紹介されました。しかし、紹介された病院の予約がすぐに取れず、障害認定日よりずれた診断書となってしまいました。認定日請求を希望していた旨の記載をし、診断書の現症日が認定日よりずれてしまった事に対する理由書をつけて請求しました。
結果
認定日から障害厚生年金2級に認められました。
コメント
今回のケースでは請求後に、日本年金機構の本部から、認定日請求での受付に変更する旨の連絡がきました。急いで障害年金請求書を認定日請求に変更して再提出したところ無事に認定日で認められました。