相談時の状況(20代・女性)
人とコミュニケーションをとることが苦手で就職しても長く働くことができず、仕事を辞める度に落ち込みが激しくなり働く意欲もなくなっていきました。
気分の落ちる日は意欲がなくなり、自宅にこもり1日中横になっていました。
音や臭いに敏感でイライラしたり気分が悪くなったりすることがあり、日常生活を安心して送れるように生活相談員と相談にみえました。
社労士による見解
コミュニケーションが苦手なため仕事が長続きできないことで、社会生活や日常生活への支障がありました。
発達障害による二次障害があり、障害年金を受給が必要だと思いました。
受任してから請求までに行ったこと
感覚過敏により日常生活に支障があることやコミュニケーションができず継続して仕事ができないことなどを医師に伝え、症状に合った診断書を書いてもらえるよう依頼しました。
結果
障害基礎年金の2級に認められ、無事に受給することができました。
コメント
今回の請求者は学歴も高く知識も豊富な方でしたが、発達障害によりコミュニケーションができず、こだわりが強いため仕事に就いても長続きすることがなく解雇されてしまうことがありました。
初診日は国民年金だったため2級を受給するためには日常生活にもどれほど支障があるかを申立書や診断書で証明する必要がありました。
無事に障害年金を受給できることで、安定した生活を送って頂きたいと思います。