慢性腎不全で障害厚生年金1級をもらったケース

相談時の状況(50代・男性) 

ラクナ梗塞により肢体麻痺がある父親の障害年金について娘さんが相談にみえました。

社労士による見解

症状の聞き取りをしていると、糖尿病により足に壊疽があるため近いうちに足の切断や人工透析の可能性もあるとのことでした。糖尿による腎不全の請求の準備も必要だと思いました。

受任してから請求までに行ったこと

受任後、直ぐに腎不全による膝下切断の連絡が入りました。その後人工透析の開始の連絡も入りました。事後重症請求となるため診断書を直ぐに書いて頂けるように手配をしました。娘さんに協力してもらい直ぐに請求することができました。

結果

併合され障害厚生年金1級になりました。

障害年金の制度では「併合認定」というものがあります。2つ以上の障害がある場合にそれらの障害の状態を合わせて認定をします。しかし2つ以上障害がある場合には「併合認定」以外にも「はじめて2級」」「差引認定」といった制度があります。要件次第では2つの障害を合わせて請求することにより逆に不利になってしまうこともあります。2つ以上の障害の請求は慎重に請求する必要があります。

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