広汎性発達障害により障害基礎年金1級をもらったケース

相談時の状況

保育園に通うようころから他の子と比べて、なかなか先生や友達の顔や名前を覚えることができず、予想外のことが起きると泣きわめいてしばらく何もできない考えられない状態になることがよくありました。

小学校はお母様が付き添って登校していていました。授業中も休み時間も常にお母様が傍らにいることでどうにか授業を受ける事ができていましたが、6年生 からは学校に行けなくなってしまいました。
中学からは支援学級に通うことになりましたが、ほとんど通学登校することができませんでした。

その後も、強い不安感と恐怖感から自宅からは出ることができず、人に会うことができないため1日中家にこもっている状態でした。心配されてお母様が相談に見えました。

社労士による見解

外出するこができないため通院もできない状態でした。
お母様に食事の支度、掃除、洗濯など身の周りのすべてのこと援助してもらっていることから、ご家族様のためにも障害年金をもらっていただきたいと思いました。

受任してから請求までに行ったこと

現在の症状を医師に伝えました。医師もとても協力的で症状にあった診断書を作成してくださいました。初診証明などの書類も取ることができ、病歴はお母様に協力していただきながら作成できたため、無事に請求することができました。

結果

障害基礎年金の1級に認められました。ご家族様の負担が、少しでも軽減すれば良いと思いました。 
 
障害を負ってしまった子供さんのことで親御さんが相談に見えた時に、皆さんが口を揃えて「私たちが生きているうちはいいけれども私たちが居なくなった時この子はどうやって生きていけばいいのか不安でたまりません。」とおっしゃいます。経済的なことや生活の世話、援助のことなど大きな不安を抱かれているお気持ちが痛いほど伝わってきます。

障害年金を受給していただくことで少しでも将来の不安が軽くなり、また少しでも現在の負担が軽くなっていただけるように、私たちは全力で請求のサポートをしています。

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