相談時の状況(40代 男性、静岡県)
小学生の頃から勉強が苦手で、成績は下位でした。勉強が嫌いだったため中学を卒業してすぐに働き始められましたが、仕事の覚えが悪く作業も遅いため、どこに行っても叱責を受けてこられました。叱責によって気分が落ち込んだり眠れなくなったりすることが増え、休職されることになりました。周囲から一度発達の検査を受けるよう勧められて検査を受けたところ、軽度の知的障害と診断されました。お母様とパートナーの方の手厚い援助を受けながら暮らすなかで障害年金の制度を知り、障害年金のご相談に見えました。
社労士による見解
以前の請求では認められず、その後の不服申立てでも結果は変わりませんでした。そこで今回は、就労の実情を正面から立証する方針としました。仕事でのミスや作業の遅さによる叱責で出勤できなくなっていたこと、配慮の受けられるA型の事業所に通うようになっても、困りごとや体調不良を自分から伝えられず休みがちであったことを、事業所からの聞き取りと職場の申立書によって具体的に示しました。これらを整理したうえで、障害基礎年金の再請求を行いました。
結果
障害基礎年金2級に認められ、年額約85万円を受給することができました。