相談時の状況(50代・女性 北海道)
小学生の頃から耳元で自分の名前を囁く幻聴が聞こえるようになりました。自律神経失調症と診断されましたが、幻聴は悪化し、中学・高校時代は通院も通学もできずに引きこもりました。その後、結婚しましたが、幻聴・幻覚の症状が出ても配偶者様から通院を反対され、長らく受診することができませんでした。症状がひどくなったため、配偶者様の反対を押し切って受診を再開し、最終的に統合失調感情障害(うつ病型)と診断されました。その後、配偶者様の不倫による離婚や、衝動買いによる自己破産、措置入院を経験し、再婚相手と共に生活する中で、障害年金のご相談に見えました。
社労士による見解
ご相談時には幻聴や幻覚が続き、働くことも家事や身だしなみといった日常生活全般も自力ではできず、配偶者様の全面的な援助が不可欠な状況でした。ご本人様が初めて精神科に通ったのは小学生の時でしたが、その病院のカルテは既に破棄されていたため、当時を知るご友人の方の協力を得て、初診日の第三者証明の申立書を作成しました。障害認定日の時点での通院記録はなかったため、障害基礎年金の事後重症請求を行いました。
結果
障害基礎年金2級に認められ、年額約83万円を受給することができました。